21.3.09

機械式駐車場のトラブル

機械式駐車場のトラブルでよく聞くのが

・車高オーバーによるトラブル
・乱雑な機械装置の操作による故障
・ドアミラー・アンテナなどの破損
・駐車場パレットにタイヤなどの私物を置く


などなど・・・

マンションの立体駐車場トラブルを無くすためには
利用者一人一人が、入庫サイズや注意点を心にとめ
安全面に留意することが望まれます。

できれば、管理規約などに、使用細則を早めに
盛り込んでおくこともひとつの方法です。



マンションの立体駐車場とトラブルをなくす為に、入庫サイズや注意点を利用者一人ひとりが意識してチェックする事で、安全なだけでなくマンションの立体駐車所の寿命を延ばすことが出来るはずですよ。

マンション駐車場種類

マンションの立体駐車場の種類には、

タワー式
地下格納式
2段式
多段式


など色々な種類があって、さらに

自走式
機械式


など、いろいろな種類があり、
マンション駐車場の状況によって、
空いているスペースを有効に使えるように
工夫されています。

マンション建設時から設置されているものが
ほとんどでしたが、最近は、後から設置する
ケースも出てきました。

また、機械式は維持管理費が高額になることから
取り換えの際、自走式に変えるところもでてきています。

駐車場見直しの際は、数社から見積もりを取るのも
駐車場にかかる、維持管理費の削減要因になると思います。

機械式駐車場メリット

マンション駐車場、機械式は維持管理費が
かかるのは仕方ありませんが、
メリットだってちゃんとあります。

格納式の場合は、盗難の被害が、極端に
低くなりますし、絶対とは言えないものの
隣の車の乗降時に、傷をつけられる可能性が
低くなります。
屋根つきと同じで、大切な愛車が、風雨に
さらされる心配がありませんね。

敷地外に借りるとなると、不便ですし
なにより、愛車を近くに置いておけるという
安心感があります。

でも、朝など、出かける時間が重なる場合
車の出し入れに、時間がかかるストレス
は、デメリットです。

集合住宅では、仕方のないことだとわかっていても
これはネックかな・・・

駐車場使用料

マンション駐車場の使用料、
どのように使われているのでしょうか。

機械式の駐車場を保有している場合は、
当然、維持管理費にあてられます。

規模にもよりますが、機械式駐車場のメンテナンス料は
かなりのもの・・・

機械の交換にかかる積立金などを引いた余剰金は
管理費に振り替えている管理組合も多いようですね。

将来を見据えた資金計画を立てる場合、
余剰金は、修繕積立金会系に振り替えるのが
ベターだといわれています。

であるならば、いっそのこと機械式駐車場のような
維持管理費の掛かる設備を持たなければ、
(平置き駐車場、あるいは自走式駐車場のマンションであれば)
全額、修繕積立金に積むことができるということです。

機械式駐車場の維持管理費にかかる費用を、
大規模改修の際の修繕積立金に充てられたら
改修費用も、グンと違ってきますよね。

マンション購入を考える際は、
駐車場の確保だけでなく、
将来かかるであろうコストも考慮に入れることにより、
支出に差が出てきます。

機械式駐車場は金食い虫

マンションの駐車場は、需要と供給のバランスが
とれていないところが多いのが現状。

マンションの駐車場は、自走式と機械式が多いですね。

敷地面積に対して、部屋数が多い場合は、
平置き駐車場では対応できなくなり、
機械式の導入はやむをえません。

しかし、機械式の駐車場の寿命をご存知でしょうか?

機械式駐車場の寿命は、設置環境や設置状況
などによって変わってきますが、
一般的に15年といわれています。

それに加え、日頃からのメンテナンス料を加えると、
相当な出費ですね。

特に沿岸部は、潮風による腐食が激しく、
数年でやむを得ず取り変えねばならなくなります。
通常の寿命より大幅に取り換えのサイクルが短くなるわけですね。

駐車場一つとってみても、平置き駐車場か、機械式駐車場かで
マンションの維持管理費は、大きな差が出てきます。

資産価値の高いマンションの購入をお考えの場合は
機械式の駐車場についても、確認する必要がありそうです。